これからドリフトを始めたいんだけど、どんな車がドリ車として使えるの・・・?
別のドリ車に乗り換えようと思ってて悩んでいる・・・。
そんな人達に向けて、ドリフト歴5年の私が、オススメのドリ車をまとめました。
数々の車を乗り潰してきて、ドリフトの腕もそれなりにあるので、ご参考にしてください。
初心者向けのオススメのドリ車ランキングも作ったので、こちらもご参考ください。
では、ご紹介していきます!!
目次
- シルビア S15(通称:イチゴー)
- シルビア S14(通称:イチヨン)
- シルビア S13(通称:イチサン)
- 180sx(通称:ワンエイティ) シルビア姉妹車
- RX-7 FD3S(通称:エフディー)
- RX-7 FC3S(通称:エフシー)
- 100系 チェイサー(通称:チェイサー)
- ローレル C33~35(通称:シーサンサン〜シーサンゴー)
- スープラ JZA80(通称:ハチマルスープラ)
- ユーノス ロードスター(通称:ユーノス、ロードスター)
- スカイライン ER32〜34(通称:サンニー〜サンヨン)
- AE86 ハチロク(通称:ハチロク、レビン / トレノ)
- FT86(通称:エフティーハチロク)
- フェアレディZ33~34(通称:ゼットサンサン、サンヨン)
- ターボ車かNA車どっちにしたらいいの問題
- まとめ
シルビア S15(通称:イチゴー)
まず1台目!
シルビアシリーズの中で、最終型となり、ドリ車に持ってこいなオススメの車!
車重も比較的軽く、軽いのに迫力あるドリフトが魅せれる一台
シルビアの中で最終型ということもあり、値段が高く、ぶつける可能性が高い初心者にはオススメしずらい
しかし乗りこなすことができれば、間違いなくモテる
買うならもちろんスペックRがオススメ
スペックSは、もちろんNA仕様でブレーキも弱く、足回りが貧弱な作りになっています。
スペックSにタービン載せれば、はいスペックR!ってなるわけじゃありません。
剛性上げたり、ブレーキ変えたり、冷却考えたりやることが尽きません。
そんなスペックRにもメリットだけじゃなくて難点があり、ガラスのミッションと呼ばれるアイシン製6速ミッションが壊れやすいこと。
スペックSは5速ミッションの日産製で壊れにくいです。
しかし実は、壊れやすいと言われる、このガラスの6速ミッションは、ある方法を取りいれれば普通のミッションと変わらず壊れにくくなるんです・・・。その方法についてはシルビア特集の記事で載せますね。
シルビア S14(通称:イチヨン)
S15の1つ前の型になる。前期と後期で見た目がガラっと変わるのが特徴的。
シルビアの中でも比較的に安価なため、手軽に始めることができるドリ車だ。
車内も広々としていて、お買い物にも最適!
ドリフトをこれから始める初心者には、ぜひオススメの1台だ!!
ノーマルのS13とS15は5ナンバーになるが、S14だけは元から3ナンバーである。
みんな結局バンパーを変えて3ナンバーにするので、構造変更の手間を考えればS14は楽チンだ。
S13と比べ、ホイールベースが長いので初心者もドリフトがしやすい
前期の不人気が凄いので比較的に低価格で手に入りやすい
S15が剛性が高くてドリフトしずらいので、S14で練習していくのがオススメ
しかもパーツを流用できる車種も多く、S15だけじゃなく、パーツ強度の高いR33から流用できたりするので、パーツにも困らない
シルビア S13(通称:イチサン)
シルビア界で不動の人気を誇るイチサンシルビア
人気のドリ車なのと20年以上前の車になるので、台数が減ってきていることも重なり、年式を考えると非常に高額なドリ車になってきている
今もなお、イチサン専用で作られるパーツも多く、ドリフト界のイチサンファンの多さが垣間見える
年式を考えると、上玉はなかなか見つかりません。
S13を手に入れたいなら、知り合いルートで手に入れるのが一番かもしれない
車屋で安いと思う車体は、CAエンジンという微妙なエンジンが載っていたり、載せ替え前提の車しかありません
剛性はそれほどないので、剛性アップが最優先。
そしてワンエイティと一緒の4穴なので、5穴化も最優先。
4穴のホイール探すのほんと大変だよ!
180sx(通称:ワンエイティ) シルビア姉妹車
シルビアの姉妹車となるワンエイティー
安価で、初心者でもドリフトがやりやすく、初心者に一番オススメのドリ車である
唯一のハッチバック車で、タイヤが山ほど積めるので、サーキットでよく羨ましがられる
しかしハッチバックの弱点で、剛性が非常に弱い。本当にかなり弱い。
ロールバー付けずにドリフトすれば、すぐ雨漏りする。
しっかり6点か7点ロールバー付けてれば、雨漏りもしません!
サーキットに行けばほとんどワンエイティだった。なんてこともよくあります
値段が安い・ドリフトがしやすい・パーツが多いと良いこと盛りだくさん!
フロントをS13に変えればシルエイティにっ!
S13と同じくノーマルは4穴なので、5穴化にしちゃおう!!
S14の不人気から、180sxの販売期間が伸びた結果、販売台数が多いのである・・・!
RX-7 FD3S(通称:エフディー)
マツダが生んだ至高のスポーツカー
近年の車と比べても、全く見劣りしないデザイン
しかしこの曲線が素晴らしいデザインのおかげで、事故をした場合にかかる修理費用は高くなってしまう
他の車に比べてロータリーエンジンが特殊ゆえ、メンテナンスが大変で維持費もやや高め
それでも買いたくなってしまう魅力的なドリ車なのである
FR車の中でも、グリップ力が強く、ドリフト走行・グリップ走行どちらでもチャレンジできる
費用の面を考えるとオススメはしにくい
ロータリーエンジンは個体差がすごく、燃費もかなり変わってくる。
同じような走りをしてもリッター3〜6km/Lの差があるそうだ。
良い個体を見つけるのは大変だが、FDに決めた人は頑張って探して欲しい
“ロータリーが壊れやすい”とよく言われるのは、整備をしっかりできない人が整備せずに壊しているだけです。
しっかり整備すれば他と変わりません!
シルビアを維持してヒィヒィ言ってる人には、FDは厳しいかも・・・。
RX-7 FC3S(通称:エフシー)
FD3Sの兄貴分!と某漫画に感化されてます。(笑)
もう30年も前の車になりますが、今だに人気がありますね。
スピードリミッターの解除が簡単で、メーターユニットの180Kと書かれたネジを取り外すだけでキャンセルができるという・・・。
ドリ車の初心者には手は出しづらい一品かもしれないが、手に入れた人は大切にお乗りください!
100系 チェイサー(通称:チェイサー)
トヨタのセダンタイプが好きな方には根強い人気があるチェイサー
どっしりとした車体で繰り広げられるドリフトは迫力満点!!
直列6気筒ターボの1JZエンジンは耐久性も強く、ドリ車にはオススメの1台です。
シルビアに比べ、動きが非常にマイルドなので初心者がドリフトを始めやすい。慣れるとドリフトが遅く感じるかも。
パワー不足を感じたら、2JZに載せ替えればパワーが跳ね上がります!
買うなら絶対ツアラーV!間違えてツアラーSなんて買ってしまったら悲惨です・・・。
ローレル C33~35(通称:シーサンサン〜シーサンゴー)
素材が見つからなかったので、ご自慢の車両を提供いただけるとテンション上がります。
C33,C34・C35で仕様が異なり、初心者には少しややこしい。
C33はRB20エンジンが積んでいて、MT設定の車がある。
C34とC35はRB25エンジン(スカイラインと同じ)が積んでいる。しかしATの設定しかないので、ミッション載せ替えの必要があります。だいたい載せ替え工賃とパーツ台で50万円〜ほどかかります。
ATで乗られた車は、比較的状態が綺麗なのでオススメではある。
もとからRB25のエンジンが載っているので、もしエンジンブローをして載せ替える機会があれば、ぜひRB26エンジンに乗せ変えよう。
セダンタイプとは思えないパワーを発揮する。
ドリフトに飽きればVIPカーにチェンジすることも可能だ。
乗り心地もよく、車に詳しくない人には、コレでドリフトできるの!?と驚かれること間違いなし!
スープラ JZA80(通称:ハチマルスープラ)
映画「ワイルドスピード」に登場し、北米で人気沸騰している車である。
海外でも大人気も相まり、非常に高価なドリ車です。
トヨタの最強エンジン「2JZ-GTE」にツインターボを載せた最高の車でもある。
スープラ専用のエンジンと思われがちだが、実は「アリスト」も2JZエンジンを搭載している・・・!
昔のドリフトと言えば峠が当たり前だったので、峠には不向きだったスープラはそんなに人気が出ず。
しかしサーキットでドリフトが主流になった今は、圧倒的な迫力を魅せることが可能だ!
ドリ車にするのは少々もったいないが、手が出せるならオススメの一台!!
ちなみに200万円〜が相場です。
ユーノス ロードスター(通称:ユーノス、ロードスター)
ドリ車界で意外と人気が高いロードスター
ホイールサイズが小さく、車体価格もお手頃なので、お金の面にすごく優しい
しかし、ホイールベースの短さがデメリットとなり、初心者はスピン地獄に陥る可能性が高い。周りがドリフトを上達していく中、1人取り残されやすいので、あまりオススメはしない。
他にもデメリットを考えると、タイヤが恐ろしく積めない・ターボがない・剛性不足・屋根がないので横転した時に死ねるなどが挙げられる。
メリットはホイールとタイヤ代が浮く・・・!
年式の経年劣化も含め、雨漏りについては仕方がありません。
カッパは常備必須!
けどオープンカーのドリ車って素晴らしいよ〜。一度やってみたい。
スカイライン ER32〜34(通称:サンニー〜サンヨン)
シルビアと違い、2ドア・4ドアと種類があるので、気にいった車両を見つけるのがなかなか大変。諦めてシルビアを買う人も多く見られる。
RB25のエンジン音は堪りませんっ!高回転まで回し続けても壊れる気がしない
男は黙って2ドア!!
AE86 ハチロク(通称:ハチロク、レビン / トレノ)
言わずと知れた、イニシャルD主人公の愛車。
漫画でも言われているが、ハチロクを操れるようになれば、どんな車でも操れる。
しかし、昔は安価だったので、とりあえずドリフトしたけりゃハチロク!って時代がありましたが、現在は希少価値が高く、全然お手頃じゃありません。
改造面でも、他のドリ車に比べて費用が高くなってしまいます。
これから本格的にドリフトを始める初心者にはオススメしません。
辛口のコメントをするが、ホイールベースも短く、今の魅せるドリフトは少々難しい。
大会出場を目指すなら、並みの努力では勝ち上がれません。
今ならFT86の方が安く手に入るかも・・・。
FT86(通称:エフティーハチロク)
AE86の後継機ですね。トヨタとスバルから販売され、中古も市場に出回り始めていて、AE86よりも安く手に入る可能性あり。
新車でもエアコン無しにすれば200万円で買えたりする。
ドリ車として、まだまだ本格的に86を扱ってる人が少ないので、これから始める人には案外オススメ。
NAなので、大会とかに出るならターボ化は必須!?
フェアレディZ33~34(通称:ゼットサンサン、サンヨン)
意外に急増中!?Z33をドリフトベース車にする人が増えています。
Z33は意外と低価格で手に入るので、練習には持ってこいかもしれません。
NAながら、大排気量のエンジンを搭載してるので、NAでも難なくドリフトに持っていけるパワーをお持ちです。
水温と油温が上がりやすいと聞くので、ドリフトをするなら温度対策を考えないといけないかも・・・。
価格を考えるとオススメの1台かもしれない!
ターボ車かNA車どっちにしたらいいの問題
ターボとは過給器のこと、過給器の有無でパワーが大きく変わります。
NAとはノンターボのことで、過給器が付いていない車になります。
お金が無くて、NAのドリ車しか買えない・・・。って人をよく見かけますが、ドリフトを極めたいなら、ターボ車にしないと100%後悔します。
ドリフトの感覚を掴むためなら、NAでも全然オッケーですが、その先に行こうとするとパワー不足で困り、結局ターボ化しちゃいます。
そして最初からターボ付きのドリ車を買うより高くついちゃいます。
ターボ車とNA車の違いはタービンの有無だけじゃなく、足回り・補強なども変わってきます。
だからNA車にただタービンを載せればターボ車!というわけには行かず、足回りを変えたり、補強アップさせたり、ターボ車用のセッティングにしたり本当に大変です。
だいたいNAからターボ化にかかる費用は、50万円〜100万円ほど。
NAのドリ車を20万で購入+50万円でターボ化=70万円
タービン付きのドリ車を50万円で購入=50万円
最終的に損をする買い物は、NAのドリ車を購入する人です。
私の周りで、NAのドリ車を買ってドリフトを続けている人は1%しかいません。
ほぼ間違いなくドリフトから離れちゃいます。
周りがターボ車で走っていると追いつけませんしね。楽しくなくなっちゃいます。
楽しくドリフトをしたいなら、ターボ車を買いましょう!!
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
紹介できませんでしたが、他にもドリ車として使える車はいっぱいあります。
クレスタ、マークⅡ、マークX、アリスト、RX-8、S2000、アルテッツァなどなど・・・。
アリストやマークXでドリフトしてたら、カッケーよ!
基本、FR車ならなんでもオッケーってことです。(笑)
オートマ車しかなくても、ミッション載せ替えでなんとかなるが、費用面を考えると紹介したドリ車がオススメですね。
ランキング形式でも作ってみたので見てね〜

あなたにピッタリのドリ車を見つけて、今すぐ楽しい横滑りの毎日を♪