どの車がドリフトのベース車に向いていて、コスパよく買えるのか・・・。
ドリフト歴5年以上の僕が、数々のドリ車を乗り比べ、ドリフトのやりやすさとコスパを徹底的に考えてランキングを作りました。
ドリ車購入で失敗しないために、是非ご参考にしてください。
中古車価格はヤフオクを参考にしています。
目次
ドリ車を選ぶ際のポイント
- FR(後輪駆動)の車
- 高すぎない
- 綺麗さにこだわらない
- お店だからと安心しない
- できたらターボ付き
まずFRは必須です。FFの車でドリフトは作り的に無謀です。
高すぎる車は、ドリフトをやるときに躊躇してしまいます。
ある程度は妥協しましょう。
綺麗なのはもちろん良いですが、ドリ車はすぐ汚くなります。
写真や動画などではわかりづらいかもしれないが、大会で走ってるドリ車は近くで見たらボロボロが基本です。
お店で買ったから安心!!ってそんなわけあるかい!!
有名な店でS14のタービン車を買ったら、元はQ’sの車でタービンが載せているだけで足回りや他のパーツはQ’sのままだったからすぐ壊れたよ。
お店だから安心、高いから安心って保証はありません。
信頼のあるお店か車好きの友達を連れて行こう。
できたらタービンが載ってるといい。
最初はNAでも楽しめるが、後々必ずタービンを欲しくなる。
純正タービン載ってても、いずれ社外にしたくなるが。
ドリ車ランキング8〜5位
まずは8位から5位をご紹介!!
8位. FT86(通称:エフティーハチロク)
最近86のドリ車人気が沸々と湧き上がっている。
発売当初は、情報も少ないうえにパーツも少ないので、ドリ車としてのポジションは確率されていなかった。ターボもないし。
しかーし、ドリフト向けのパーツやセッティングが公開されはじめて、中古車もぼちぼち出没しているので、ドリ車ランキングにランクイン!
キレ角に悩むかもしれないが、年式を考えるとトラブルが非常に少ない!
タービンを載せれば、現在一番オススメのドリ車になるのでは・・・。
中古車相場90万円〜150万円
7位. RX-7 FD3S(通称:エフディー)
先に言っておくと、ドリフト未経験で、初めてドリフトをやるんだ!!という人には絶対にオススメができない。
どんどん台数が減っていき、値段も高くなっている。
お金に余裕があるなら止めはしない。
100万円を切っているFDはほとんどまともなメンテがされていないことが多い。
7万キロでエンジンオーバーホール、オイルの注ぎ足し、トラブルの多いツインターボ、冷却トラブルなど、悩みは尽きません。
ドリフトをするなら湯水のごとく諭吉が飛んでいくだろう。
それでもFDが乗りたいんだ!!っていう人は止めはしません!!
なぜなら私もFDが大好きだから!!!
他とは違う、特殊なエンジンをしているので、ロータリーエンジンに詳しいショップを見つけるのが一番オススメ。
ロータリー専門ショップと仲良くなり、上質なFDを仕入れてもらおう!
中古車相場80万円〜180万円
6位. ローレル C33~35(通称:シーサンサン〜シーサンゴー)
ドリフトに意外とオススメなのがローレルだ。
C34,C35はオートマ仕様しかないので、綺麗な車両も多い。
ミッション載せ替え前提になるが、車体価格もそれほど高くないので載せ替えても100万円以内で収まることも!?
もとからRB25が載っているので、セダンでドリフトがしたいなら比較的オススメだ。
C33の場合は、マニュアル仕様がある変わりにRB20エンジンなので、エンジンを載せ替える必要がある。
どれも一長一短があるので、見た目の好みで選ぶといいだろう。
ローレルの良さは他にもあり、スカイラインやシルビアのパーツが流用できるのでパーツ代もトヨタ系セダンより安く済む傾向がある。
中古車相場30万円〜80万円
5位. シルビア S15(通称:イチゴー)
圧倒的な人気を誇るS15シルビア!
ノーマルでもドリ車として完成しているが、価格面も含んだランキングのためこの順位に!!
S15が欲しかったが、高いから180sxやS14で妥協したと言った話をよく耳にするほど大人気!!
シルビア系はなんといってもパーツが安く手に入ることから、ドリフトを始めやすい。
S15は剛性が高いのだが、この剛性の高さがトラクションが大きくかかり、初心者のドリフトにはやや難しい感じがする。
タワーバーを外したり、糞タイヤにするなどして、デチューンをしていくことになる。
スピードを上げたドリフトができるようになれば、S15はさらに楽しくなる。
唯一の難点を挙げるなら、ヘッドライトの値段が高い。
中古車相場60万円〜120万円
ドリ車ランキング4位〜1位
4位から1位を発表してくよ〜!!
4位. スカイライン ER32〜34(通称:サンニー〜サンヨン)
スカイラインは剛性が高く、即ドリとしてすぐ使える。
ランキングの上位に食い込んだ理由は、価格の安さと、流用パーツの多さなど。
34は少し高いが・・・。
タイヤのキレ角が甘いので、足回りをいじっていけばドリフトがしやすい車に変わっていく。
シルビアのパーツを流用できることも多く、修理も安く済む。
ドリフトに関しては、シルビアに比べて重たい分、迫力のあるドリフトができる。
コスパを考えるなら、ECR33がベース車としてオススメ。ER34は車体価格が少々高め。
中古車相場40万円〜80万円
3位. シルビア S14(通称:イチヨン)
S14はドリフトがやりやすい。そのため、初心者に非常にオススメのドリ車になる。
ノーマル状態だと、シルビアの中で唯一の3ナンバーになり、ドリフト中の安定感も優れている。
ランキングの上位に食い込んだ理由は、車体価格の安さ
ドリ車の価格が上がっていく中、S14だけはそれほど変化がない。
前期だと、しっかり探せば安いのがゴロゴロ見つかる
後期が欲しいけど高い・・・。って人は、前期を買って後期顔にすればOK!!!
中古車相場30万円〜70万円
2位. 100系 チェイサー(通称:チェイサー)
4ドアセダンのドリ車といえば、やっぱりチェイサーですね。
JZX100系は3種類あり、チェイサーのほかマークⅡ・クレスタも全く同じ車で、見た目と名前が違うだけです。
他にもJZX90系や110系などもドリ車候補に挙がりますが、名前と見た目の圧倒的人気を誇るのがチェイサーです。
いずれも1JZエンジンという、トヨタの名機エンジンが搭載されています。
そこそこブーストアップなどをしても、エンジンに手をつけずにパワーアップができるほど強度なエンジンだ。
シルビアにエンジン載せ換えされることもある、大人気のエンジン。
他のパーツも耐久性があるので、ドリフトしていて壊れたらパワーアップ、を繰り返していけば自然と上達していく。
車体が重たい分、シルビアなどよりゆったりとしたドリフトができるので、初心者でも始めやすい。
以上のことから、ランキング2位にランクインしました!
中古車相場80万円〜140万円
1位. 180sx(通称:ワンエイティ) シルビア姉妹車
やっぱりドリフトをするならシルビアが1番!!
何と言っても、コスパが良い(笑)
チェイサーやスカイライン 、FDや86、どれと比べても圧倒的に安い!!
車体価格だけじゃなく、パーツ・工賃・メンテナンス性・チューニング情報どれもシルビア系がダントツでお金がかかりません。
特にこの180sxがドリフトもやりやすいし、安いしで練習するには最高の車体です。
SR20エンジンは壊れやすい・壊れにくいと意見が二手に分かれますが、しっかりメンテナンスをしていればそうそう壊れません。
15万キロオーバーホールなしでも、バリバリドリフトできていました。
ただ、シルビア系の難点と言えば、
サーキットほとんどシルビア系。(笑)
以上ランキング1位の180sxでした!
中古車相場30万円〜70万円
ドリ車ランキングまとめ
みんなのお気に入りのドリ車はランキングに入っていたかな?
今回ご紹介したドリ車の情報をまとめました。
価格 | 最低価格 | ドリフトのやりやすさ | コスパ | 一言 |
---|---|---|---|---|
86 | 90万円〜 | パワー不足をなんとかすれば楽しめる! | ||
FD3S | 80万円〜 | メンテナンスは大変だが、それでも欲しくなる。 | ||
ローレル | 30万円〜 | マニュアル載せ替え前提だが、載せ替え済みの車体も多くオススメ | ||
S15 | 60万円〜 | 上級者には非常にオススメ | ||
スカイライン | 40万円〜 | 2ドア!! | ||
S14 | 30万円〜 | ドリフトの入門にもってこいのドリ車!! | ||
チェイサー | 80万円〜 | 何よりカッコいい。1JZ良いよ。 | ||
180sx | 30万円〜 | まずは5穴化しないとね!w |
ドリ車の相場は年々高くなっていく傾向があります。
生産が終わっている中、ドリ車はぶつけて廃車になっていくので当然の流れです。
お金がかかるのも当然!それでもドリフトは楽しい!(笑)